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T.T 23SS COLLECTION NEW ARRIVAL


T.T
23SS COLLECTION

3/10(FRI)
RELEASE





T.Tより新作が3月10日より発売となります。
入荷しました商品を紹介致します。





アメリカの1930年代〜40年代によく見られた重労働者が着ていた
様々なニットがある。
どれも現代では考えられないほど、硬くチクチクしていて、肌に触れられない
質感が殆どだ。
しかし重労働を目的とした道具としてのニットは、独特の強さがある。
日本の古道具の様な、素朴でそのものの主張はないのだけど、世代を
超えて存在し続ける様な感覚が見えた。
その自分が見た直感を、例えばシルクなど全く異なる素材でかたちにできないか。
それが今シーズンのニットシリーズの始まりになった。
このベストは1920年代の手編みのワークベストがベースになっている。






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T.T

Lot.504
Knitted Vest

NAVY

¥42,900-








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T.T

Lot.504
Knitted Vest

INDIGO

¥42,900-










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カリフォルニアのディーラーから出てきた1930年代のワークトラウザーズ。
生地はニューヨークで見つけた1900年代初頭のものと思われる綿麻のアンティーク
生地を研究し、米綿にウールとリネンを混ぜることで完全に再現することができた。
股上が浅くわたりからストンとしたストレートなシルエット。
ウエストバンド裏にボタンが付いており、前季から打ち出している
サスペンダーを使用するスタイリングを提案。








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T.T

Lot.201
Work Trousers

MALANGE GRAY

¥50,600-











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ニュージャージーのアンティークディーラーの倉庫で見つけた
1900年代初頭のニュースボーイキャップ。
とても被れる状態ではなかったが、前の所持者に何か強い思いを感じた。
シルエットやボリューム感をかなりシャープにした。
19世紀のアメリカで新聞売りの少年がこれをかぶっていたことから
「ニュースボーイキャップ」とも呼ばれているが、当時の
労働者階級の男性であれば、職種は問わず概ねこの「前ひさしのフラットキャップ」
をかぶっていたようだ。
生地は今回も全てブランドオリジナル。








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T.T

Lot.006
Newsboy Cap

BLACK

¥18,700-










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Taiga Takahashi 23SS COLLECTION START 1/2 (MON)


Taiga Takahashi
23SS COLLECTION

START




タイガタカハシの23SSコレクションが1月2日より店頭販売スタートとなります。
2022年4月9日、27歳の若さで逝去した
デザイナー高橋の遺作コレクションとなる23SS。
ブランドは継続となりますが、本人が全て監修したコレクションとしては
今シーズンがラストとなります。

不在の中の存在と題した本コレクション。

昨年の12月3日(土)〜11日(日)の期間、現代美術家の髙橋大雅として初の個展が、
京都の建仁寺塔頭両足院にて開催されました。

「不在のなかの存在」と題し、髙橋が古今東西の彫像や絵画に表される
衣のドレープに着想を得て制作した作品を公開。

建仁寺は、生前の髙橋が足繁く通った場所で、彼のクリエーションに
刺激を与え続けてきた場所でもありました。
こちらの個展も話題となりましたが、23SSコレクションでも
テーマ性は一貫しており、デザイナー高橋が考える物作りへの表現、思考、
が感じとれます。
ぜひ、店頭で実際に手に取って、ご試着してほしいコレクションです。






Lot.406 Shawl Collar Coat

1950年代以前のフランスでモールスキンという生地があった。
アメリアでいうデニムのような役割で、ワークウェアとして労働者に広く
愛用されていた。
50年代以降はモールスキンの生地は大量生産が難しく、より構造が簡略化
されるようになった。それをオーガニック栽培したアメリカ産スーピマコットン
で再現。
1910年代のモールスキンジャケットの組織を分析し、旧式力織機で制作した。
両面ともに針布起毛を施しており、より温かみのある素材になった。
今シーズンの象徴的なデザインであるショールカラーをより日本の着物に近い
形で表現した。
自分の中で、着物の設計とかなり合致している部分があるのではないかと思った。
全て直線的に裁断され、片面的な構造によってできる美しいかたち。
そして世代を超えて、引き継がれるもの。直線的な縫製。平面的なパターン
により簡素化した。裏地はLot.105のシャツ生地。






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Taiga Takahashi

Shawl Collar Coat

Black

¥121,000-






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Taiga Takahashi

Shawl Collar Coat

Camel

¥121,000-








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Lot.706 Stand Collar Denim Jacket



自分はリーバイスよりも、ストア系と呼ばれるブランドのデニムが好きだ。特に
Foremostというブランドを展開していたJ.C.Penny。
1920年代にリーバイスを真似たデニムを作り始め、徐々にオリジナリティを持った
デザインが展開されていった。
それらのデニムを自分で集め始めて、彼らのどの様にしてリーバイスと差別化を図るか
という意思を、ディテールの随所に感じた。
その意思を引き継ぎ、自分のデニムが誕生した。
岡山にある旧式力織機生地で製作しており、サンフォライズドと呼ばれ防縮加工
が施されている。このジャケットは着物のような着用した時に生まれる
ゆとりの美しさを持つ平面性と、アメリカンワークウェアの合理的に簡易化
された構造による平面性を両立させた。
Lot.307からポケットを片方に、力のかかる部分には特注のリベットを入れ、
刻印入りボタンとバックは全て鉄製で表面にメッキをしないことで、
時間が経つことに錆びていく。







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Taiaga Takahashi

Stand Collar Denim Jacket

Raw Indigo

¥53,900-








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Lot.105 Band Collar Shirt P/O



前シーズンのLot.103 Work Shirt P/O とLot.104 Band Collar Shirtを融合させた。
ワークシャツとドレスシャツの要素を混在させたアイテム。
柄はカリフォルニアで発掘された1920年代のストライプワークシャツと1930年代の
MONTGOMERY WARD のブランド PIONEERのジャガードシャツがベース。
どちらも片袖が取れた状態で穴だらけだったが、このシャツの時間経過を感じた。
全体的に黄ばんだ色に染めた米綿の糸を使用することで、時間の経過を表現。
仕上げに脱脂ワッシャーでより荒々しい雰囲気にした。








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Taiga Takahashi

Band Collar Shirt P/O

Indigo Stripe

¥39,600-








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Taiga Takahashi

Band Collar Shirt P/O

Ivory Jacquard

¥39,600-









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Lot.601 Tee Shirt



アメリカを象徴する衣服のひとつである Tシャツ。
制服や軍服の下に着用する肌着として開発された歴史をもつ
この服がどの様に作られたか、いつも知りたいと思っていた。
調べるうちに アメリカの合理的なものづくりの姿勢が見て取れた。
丸胴と呼ばれるチューブ状に編み立てられた生地に、
首と腕を通す穴と袖を付ける全く無駄のないシンプルな作り。
現代で日常的に着 られているものと見た目は似ているが、
全く性質が異なる。
吊り編み機と呼ばれる機械で、生地自体が 1 時間に 1 メートルしか
編めず非効率な技術でも当時は最新の発明であった。
現代のものづくりの観点では全く合理的ではないが、
この編み方しか生み出せることができない独特の表情をもつ生地を、
私たちが生きる現代でつくることで当時の人たちのものづくりを追体験
したいと強く感じた。
そして生まれたのがこのTシャツである。
肩傾斜が無く、ボートネックの様な首元、伸び止めのために
2 重になっているネックリブなど当時の設計を抽出した
デザインになっている。
和歌山にある吊り編み機で、超長綿のアメリカ産のオーガニックコットン
を使用することで、ドライな質感を保ちつつツルッと艶感も持つ
独特の生地になった。
今シーズンは、カリフォルニアで見つけた経年劣化で脱色した
スウェットを元に色落ちブリーチ加工を行った色も制作。







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Taiga Takahashi

Tee Shirt

Breached Navy

¥30,800-








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Taiga Takahashi

Tee Shirt

Camel

¥19,800-








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Taiga Takahashi

Tee Shirt

Navy

¥19,800-








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Lot.015 Stole



1920年代に作られたと思われるシルクジャガードのスカーフ
がベース。
フリンジが手付けされており、スカーフは当時のスタイリングには
欠かせないアイテムだった。
ジャガードの組織を研究し、シルク100%の糸で完全再現した。
ジャケットの下に重ねるスタイリングを提案。








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Taiga Takahashi

Stole

Bordeaux

¥24,200-








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Taiga Takahashi

Stole

Camel

¥24,200-










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Lot.005 Suspender




オハイオで見つけた 1920 年代のサスペンダー。
ゴム部分がどの様な組織で編み立てられているか知りたくなり、
解析をするとコットンとレーヨンである事が分かった。
オリジナル制作した 美しいストライプ柄に加えて、
1920年代によく見られるアールデコ調の金具も全てオリジナルで制作。









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Taiga Takahashi

Suspender

Multi Stripe

¥19,800-








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Taiga Takahashi 22AW COLLECTION NEW ARRIVAL


Taiga Takahashi
22AW COLLECTION

NEW ARRIVAL




タイガタカハシより22AWのセカンドデリバリーがございましたので
紹介致します。
今回の入荷でタイガタカハシの22AWコレクションは完納となります。
たくさんの商品が入荷しております。
ぜひ店頭でご覧くださいませ。






ニューヨークで見つけたアメリカ製で1930年代のレザージャケットがベース。
前に振った袖やアームホールなど、まだ馬に乗っていた時代の名残を感じさせる
美しいシルエットを盛り込んでいる。アールデコの刻印が入った扇型のジッパーや
ベークライトのボタン、全く染色を施さずに羊の毛の色をそのまま生かした糸で
織り上げたオリジナルのブランケット裏地、着込むうちに茶色く革の色が
落ちていくなど、随所に拘りが詰まった1着。







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Lot.802
Cossack Leather Jacket

BLACK

¥275,000-







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1930年代に存在した肉厚のウール生地で作られたコサックジャケットと呼ばれる
アイテムの要素を抽出。
型紙の視点でいうと、より前見頃に位置するアームホール、前に振った立体的な袖に、
直線的な襟へ再設計。
アールデコの刻印が入った扇型のジッパーやベークライトのボタン、
全く染色を施さずに羊の毛の色をそのまま生かした糸で織り上げたオリジナルの
ブランケット裏地を使用。





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Lot.306
Cossack Jacket

BLACK

¥129,800-








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上記Lot.306の素材を使用したアトリエコートを製作。
極力無駄を省いてミニマルにデザイン。
タカハシらしいアプローチで生まれた1着。





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Lot.405
Atelier Coat

BLACK

¥165,000-








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1900年代のサックコートがベース。
かなり前見頃に位置するアームホール、前に振った立体的な
袖に、直線的な襟へ再設計。全て二本針縫製で仕立てることで
よりワークウェア的の要素が加わる。






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Lot,308
Sack Jacket

MELANGE GRAY

¥129,800-







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カリフォルニアのディーラーから出てきた1930年代のコバートの生地を
使用したワークトラウザーズ。その生地に惹かれて、顕微鏡で糸の構造を
研究した。杢糸で織られており、かなり荒々しい表情がある。
股上が浅くワタリからすとんと落ちたストレートなシルエット。
ウエストバンド裏にボタンが付いており、サスペンダーを使用する
スタイリングを提案。






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Lot.201
Work Trousers

MELANGE GRAY

¥50,600-







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上記Lot.201のデニム素材タイプ。




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Lot.201
Work Trousers

RAW INDIGO

¥42,900-







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1930年代のAmerican Red Crossの手編みニットがベース。
本来では存在しない前開きの構造を加えて、カーディガンとして
設計。



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Lot.509
A.R.C Cardigan

BLACK

¥61,600-








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1930年代のAmerican Red Crossの手編みニットがベースに、ネックライン、
アームホール、袖を含むシルエットを独自に調整しつつ、手編みがもつ
温かみが宿るように。





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Lot.508
A.R.C Sweater

BLACK

¥53,900-







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ニュージャージーのアンティークディーラーの倉庫で見つけた1900年代
初頭のニュースボーイキャップ。
とても被れる状態ではなかったが、前の所持者に何か強い思いを感じた。
シルエットやボリューム感をかなりシャープにした。
そして裏のレザーバンドは当時と同じ仕様である。
19世紀のアメリカで新聞売りの少年がこれを被っていたことから
「ニュースボーイキャップ」とも呼ばれているが、当時の労働者階級の
男性であれば、職種は問わず概ねこの「前ひさしのフラットキャップ」を
かぶっていたようだ。






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Lot.006
Newsboy Cap

MELANGE BLACK

¥22,000-







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上記Lot.006の素材違いタイプ。
コットン素材。




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Lot.006
Newsboy Cap

BLACK

¥18,700-








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Taiga Takahashi 22AW COLLECTION 7/8(FRI) START


Taiga Takahashi

T.T
22AW COLLECTION

7/8(FRI)
START




タイガタカハシの22AWコレクションが本日より店頭にて展開がスタート致します。

初回の入荷は多数のコレクションが並んでおります。
初めての入荷となります。
ぜひタイガタカハシの世界観を店頭でご覧くださいませ。






T.T, ‘The Mirror of Time’, Autumn Winter 2022

「時間を映し出す鏡」

考古遺物をどのように現代に蘇らせるかを基本理念に、全く新しい何かを生み出すのではなく、
過去に存在した遺 物を考古学の観点で解剖。
衣服自体を化石やタイムカプセルのように捉え、時間に耐えて生き残るものづくりを
目指すことで失われつつある歴史、文化や伝統も閉じ込める実証実験を行う。

10 代の頃から様々な国で海外のアンティークディーラーや古美術商を通じて
70~100 年以上前の衣服を蒐集してきた。100年前の衣服が周りに回って
自分の手元にあるのは、その衣服が 100 年間生き残ったという証拠で
あるのではないか。
そして、この衣服がどうやってつくられているかを理解すれば、
自分がつくる衣服も 100 年後に 残るのではないだろうか。
時間をサバイブするような衣服をつくりたい。
そういった観点もあり、一種の “分岐点” と も言える今から
100 年前、1920 年代のアメリカで始まった大量生産、大量消費が
生まれる前の時代のものづくり に関心を寄せた。

アメリカ型資本主義社会を背景に、職人による伝統的な手の技がなくとも
生産可能な体制、そこで生み出された服 の仕様や設計には、効率が追求され、
デザインと言われる要素が全くと言っていいほど存在していない。
直線的な 縫製、平面的なパターンによる簡易化、重労働に耐えるための、
生地の耐久性やポケットの形状......当時デザインという
概念はおそらく言語化されていなかった。
自分の中である思いが湧いてきた。世代を超えて引き継がれていく
着物が持つ日本古来の永く生き続ける伝統工藝の精神性を、
産業革命後に誕生した洋服に宿らせることができないか。

日本伝統の工藝を紐解く上で、茶の湯は避けては通れない。
茶の湯の世界では、「好み」あるいは「好む」という独特の言葉が使われていた。
茶人が意匠などを指示して道具 をつくらせる。
その道具は、茶人の名前を冠して「誰々好み」と称される。
好み物とは茶人の独自の設計と、その意 志を理解した職人の技術との、
共同作業によって生み出された物。茶人の創意工夫による独自のデザインが職人
に提示され、茶人の意志を理解した職人の技術によって生み出されたものが多くある。
茶人の創意と職人の技術 との共同作業によって生み出されるという一面が、
茶道具を含めて工業的な目的ではなく、一個人の思想が時代 を越えるものづくりの
精神性に繋がっていったのではないかと思っている。

このような日本古来のものづくりの精神性を、アメリカの大量生産の合理的な
マインドのもと発展していった洋服に 宿らせることで現代に再び甦らせる。




Lot.303 Coverall Jacket
炭鉱から発掘された、名もなき 1910 年頃のアメリカのカバーオール。
今から 100 年前、1920 年代のアメリカで始まった大量生産・大量消費の時代。
アメリカ型の資 本主義社会が様々なものづくりを変えていった。
職人による一点ずつ丁寧に作る伝統から、手の技が無くとも大量生産が可能な
ものづくりの体制になってゆく。
経済の下支えをしている重 労働者が着るワークウェアがその時代背景を物語る。
直線的な縫製、平面的なパターンによる 簡易化。
生地の耐久性やポケットの形状など、全て重労働に耐えゆくための設計。
今のデザインと言われる要素が全くと言っていいほど、存在していない。
特にこのジャケットは衣服というよりも道具に近い。
前シーズンの Lot.303 のシルエットやディテールをアップデート。
オリジナルスナップボタンから、この 1910 年代のカバーオールに
使用されていた刻印入り鉄製ボタンを制作。
時間が経つことで錆びて、経年変化も現れる。





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T.T

Coverall Jacket

CAMEL

¥61,600-






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Lot.701 Denim Jacket

岡山県の旧式力織機で織られた、オリジナルのオーガニックコットン
100%のデニム生地を使用 したデニムジャケット。
「白耳」のセルヴィッジデニム生地になっており、
前身返しやカフス裏など各所に白耳を利用 している。






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T.T

Denim Jacket

RAW INDIGO

¥46,200-






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Lot.702 Denim Trousers

岡山県のオリジナルデニム生地を使用した、
ワイドシルエットのセルヴィッジジーンズ。
ボタンやリベットなどは 40 年代のジーンズの形状をもとに、
オリジナルカラーにして再現。
シグニチャーの革パッチは奄美大島で泥染した革パッチを使用している。






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T.T

Denim Trousers

RAW INDIGO

¥31,900-






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Lot.703 Denim Jacket c.1920's

自分はリーバイスよりも、ストア系と呼ばれるブランドのデニムが好きだ。
特に Foremost とい うブランドを展開していた J.C.Penny。
1920 年代にリーバイスを真似たデニムを作り始め、
徐々 にオリジナリティを持ったデザインが展開されていった。
それらのデニムを自分で集め始めて、彼らのどの様にしてリーバイスと
差別化を図るかという意思を、ディテールの随所に感じた。
その意思を引き継ぎ、自分のデニムが誕生した。
岡山にある旧式力織機生地で製作したオ リジナルの 3/1 左綾デニム。
経糸はインディゴで、緯糸は生成りに染めた特注の糸を使用しており、
サンフォライズドと呼ばれ防縮加工が施されている。
このジャケットは片方のみにパッ チポケットが付いており、
前見頃にあるプリーツを止めるステッチの一本ずつのみという簡素 なつくり。
特注の刻印入りボタンとバックは全て鉄製で表面にメッキをしないことで、
時間が 経つことに錆びていく。
1920 年代の当時と全く同じ作り方で全てのディテールが構築されている。
シルエットは真っ直ぐに付いた袖と肩傾斜がない肩線によって、
平面的に作られている。





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T.T

Denim Jacket c.1920's

RAW INDIGO

¥48,400-






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Lot.704 Denim Trousers c.1920's
自分はリーバイスよりも、ストア系と呼ばれるブランドのデニムが好きだ。
特に Foremost とい うブランドを展開していた J.C.Penny。
1920 年代にリーバイスを真似たデニムを作り始め、
徐々にオリジナリティを持ったデザインが展開されていった。
それらのデニムを自分で集め始めて、彼らのどの様にしてリーバイスと
差別化を図るかという意思を、ディテールの随所に感じた。
その意思を引き継ぎ、自分のデニムが誕生した。
岡山にある旧式力織機生地で製作したオ リジナルの 3/1 左綾デニム。
経糸はインディゴで、緯糸は生成りに染めた特注の糸を使用しており、
サンフォライズドと呼ばれ防縮加工が施されている。
このジーンズは股上がかなり深く、わたりから裾まで
真っ直ぐに落ちた太めのシルエットが特徴。
丸くカーブしたフロントのポケットに、明き部分に付いたリベット、
後ろ側についてあるバックルバックなど残すべき部分は残した
設計になっている。
特注の刻印入りボタンとバックは全て鉄製で表面に
メッキをしないことで、時間が経つことに錆びていく。
1920 年代の当時と全く同じ作り方で全てのディテールが構築されている。







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T.T

Denim Trousers c.1920's

RAW INDIGO

¥35,200-






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Lot.104 Band Collar Shirt

ニューヨークで見つけた 1910 年代のドレスシャツ。
当時は襟が汚れたら外せるように取り外せ るようになっていたようで、
当時の襟が紛失した状態をそのままデザインにおとした。
1910 年 代のこのシャツの構造はかなり特殊。肩傾斜がない肩線、
脇の詰まったアームホールに真っ直 ぐについた袖。
思っていたよりも直線が多いパターンで形成されていた。





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T.T

Band Collar Shirt

COVERT

¥30,800-






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T.T

Band Collar Shirt

INDIGO CHAMBRAY

¥27,500-






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Lot.603 Sweat Shirt

人工素材が広く普及する1950年代より以前のアメリカンスポーツウェア
の原点を知りたいと思っていた。
Lot.601 Tee Shirt と同様に直接的な裁断に、平面的なかたち。
表裏の首元にある V ガゼットと呼ばれる汗止めのディテールなど、
現代では忘れ去られたものづくりの背景を知る事で、
理解出来るようになっていった。
そしてコレクションを通して自分が今打ち出したいシルエットで
必要不可欠な要素として、ウエストの丈、袖の短さがある。
それは全てこのアメリカンスポーツウェアの歴史につながっている。







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T.T

Sweat Shirt

CHARCOAL

¥27,500-







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Lot.601 Tee Shirt
アメリカを象徴する衣服のひとつである Tシャツ。
制服や軍服の下に着用する肌着として開発された歴史をもつ
この服がどの様に作られたか、いつも知りたいと思っていた。
調べるうちに アメリカの合理的なものづくりの姿勢が見て取れた。
丸胴と呼ばれるチューブ状に編み立てられた生地に、
首と腕を通す穴と袖を付ける全く無駄のないシンプルな作り。
現代で日常的に着 られているものと見た目は似ているが、
全く性質が異なる。
吊り編み機と呼ばれる機械で、生地自体が 1 時間に 1 メートルしか
編めず非効率な技術でも当時は最新の発明であった。
現代のものづくりの観点では全く合理的ではないが、
この編み方しか生み出せることができない独特の表情をもつ生地を、
私たちが生きる現代でつくることで当時の人たちのものづくりを追体験
したいと強く感じた。
そして生まれたのがこのTシャツである。
肩傾斜が無く、ボートネックの様な首元、伸び止めのために
2 重になっているネックリブなど当時の設計を抽出した
デザインになっている。
和歌山にある吊り編み機で、アメリカンコットンを使用することで、
ドライな質感を持つ独特の生地になった。







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T.T

Tee Shirt

CHARCOAL

¥18,700-







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T.T

Tee Shirt

IVORY

¥18,700-







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Lot.005 Suspender

オハイオで見つけた 1920 年代のサスペンダー。
ゴム部分がどの様な組織で編み立てられている か知りたくなり、
解析をするとコットンとレーヨンである事が分かった。
オリジナル制作した 美しいストライプ柄に加えて、
1920年代によく見られるアールデコ調の金具も全てオリジナルで制作。






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T.T

Suspender

MULTI STRIPE

¥19,800-







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Lot.003 Hickok Belt

1920 年代に使われていた真鍮製ローラーバックルを
オリジナルの柄で再現し使用した、カウレザーベルト。
ベジタブルタンニングした革を、
奄美大島で一枚一枚泥染めして作られる。






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T.T

Hickok Belt

DOUBLE MUD DYED BROWN

¥24,200-







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Lot.004 Newsboy Bag

カリフォルニアで見つけた1930年代の新聞配達の子供達に持たせた
ニュースボーイバッグ。
ショルダーハンドルの長さを短く調整し、ボディバッグのようにした。







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T.T

Newsboy Bag

BLACK

¥28,600-








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NEW BRAND " Taiga Takahashi "


COMING SOON

Taiga Takahashi




ONEPAIRのブランドラインナップに22AWコレクションより
新しくタイガタカハシが加わります。
ご期待ください!

7月頃よりスタート予定です。


髙橋大雅は1995年生まれ。ロンドン国際芸術高校に入学し、
その後セントラル・セント・マーチンズに進学。
アントワープやロンドンのメゾンブランドでデザインアシスタントを経験。
卒業後、ニューヨークにてタイガ タカハシをスタートした。


2017年、デザイナー髙橋大雅がニューヨークにてタイガ タカハシ(Taiga Takahashi)をスタート。

タイガ タカハシは日本人デザイナー・髙橋大雅によるブランド。ブランドコンセプトは、
「過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する」。

10代より、海外のアンティークディーラーや古美術商を通じて70~100年以上前の服を収集。
その数は数千着以上にもなる。
それらのコレクションを通し、考古学の観点から現在もしくは未来にも存在する服を研究する。

2021年秋冬シーズンより、日本での本格的な展開をスタートする。

21年秋に京都の祇園にブランド初の直営店T.Tをオープンしたばかり。

大正時代に建てられた町家を改修した数寄屋造の建築で、
1階のブティックと2階の茶室で構成されている。

“総合芸術空間”として、高橋の美意識を反映。
1階は、「タイガ・タカハシ」のコレクション、高橋が制作した彫刻作品を複数展示。
彫刻は、“過去の遺物を蘇らせることで、未来の考古物を発掘する”という同ブランドの服作りを発展させ、
“時間の概念”をテーマに制作している。

2階の茶室「然美(さび)」は、日本芸術の始まりとも言われる“茶の湯”を高橋が再解釈した空間。
内装から什器、道具まで工芸や建築への拘りを感じる。
京都の茶葉を中心とした創作日本茶5品で構成する茶菓懐石を予約制にて提供している。



未来は過去にある。

いつも新しいものを
つくりたいと思っていた。


しかし、いま
新しさは飽きることなく消費され
時代の奥底へと沈んでいく。


そのような社会において
価値あるものとはなんだろうか。


急速な時代の流れの中で
置き去りにされ、人の記憶から抜け落ちていった
大切な何か。


時の移ろいによって磨かれていく、
日本古来の美意識のような。


時間や自然、人といった
コントロールできない偶発的な物語にこそ
美しさがあり
心を満たす余白があるのではないか。


衣服、建築、空間、食、茶…
遠い過去から堆積してきた
人類の営みに欠かせない文化。


過去の遺物を、今に蘇らせることで
未来の考古物を発掘する。



高橋 大雅




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